【〜ながら/理由の列挙(〜し)】みんなの日本語(第3版対応)28課 教案 導入 例文 イラスト

みんなの日本語Ⅱ

《学習目標》
 できるようになること
 ・同時に行われる継続的な動作が言える。
 ・日常の習慣的な行為が言える。
 ・複数の理由を並べて述べることができる。

新出語彙

★ポイント

~ながら~

学習者に「同時動作」が伝わるように意識する。
「限られた時間内の行為」「長期にわたる継続的な行為」がある。

導入1(実演)「限られた時間内の行為」
たばこを吸いながら、新聞を読みます。

準備:授業前に新聞を忘れずに用意しておく。
「たばこを吸う」と「新聞を読む」のアクションを同時に行う。
T:先生は何をしていますか。
S1:たばこを吸います。
S2:新聞を読みます。
T:たばこを吸いながら、新聞を読みます。

導入2「限られた時間内の行為」
ラーメンを食べながら、テレビを見ます。
T:この男性を見てください。
S1:ラーメンを食べます。
S2:テレビを見ます。
T:ラーメンを食べながら、テレビを見ます。
 (テレビを見ながら、ラーメンを食べます。も可。前がサブ。後ろがメイン。)

~ながら~(長期にわたる継続的な行為)


アルバイトをしながら、日本語を勉強しています。
T:この人は留学生です。みんなと同じです。何をしていますか。
S1:コンビニでアルバイトをしています。
S2:日本語学校で日本語を勉強しています。
T:偉いですね。アルバイトをしながら、日本語を勉強しています。

・注意
 アルバイトをしながら、日本語を勉強します。も間違いではない。一般的な話や未来の話になる。
 ここでは「~ています」で練習する。

・練習A-1
「限られた時間内の行為」「長期にわたる継続的な行為」の違いを意識する。

・練習B-1
「限られた時間内の行為」「長期にわたる継続的な行為」の違いを意識する。

・練習B-2
「限られた時間内の行為」「長期にわたる継続的な行為」の違いを意識する。
文末が様々な形になっていることに注意する。

・練習C-1
 授業前におもちゃのマイクを用意しておく。
 テーマ「将来の夢」
 インタビュー形式
 語彙確認・・・「いつか」「それで」

 ペアワーク
 教科書通りではなく、自分のこと。
 ”将来の夢”と”今していること”を話せるように練習する。
 「偉いですね」も取り入れる。

~ています

・復習「~ています」
➀継続(L14)
 今テレビを見ています。
➁結果の状態(L15)
 結婚しています。
③職業(L15)
 大学で教えています。

・習慣(各国語翻訳)を提示

導入1
毎週土曜日(に)洗濯をしています
場面:マンション。お母さんと赤ちゃんがいる。
T:お母さんは何をしていますか。
S:洗濯をしています。
T:カレンダーを見てください。お母さんは忙しいです。
 洗濯は毎週土曜日です。習慣です。毎週土曜日(に)洗濯しています。
 (カレンダーに注目させる)

導入2
毎朝ジョギングしています
場面:公園。女性がジョギングをしている。
T:この女性は何をしていますか。
S:ジョギングしています。(走っています。運動しています)
T:スケジュール手帳を見てください。毎朝です。毎朝ジョギングをしています。

・練習A-2
 「休みの日」の習慣としていることを「~ています」を使って練習する。

・練習B-3
 習慣としていることについて疑問詞で質問応答練習。ペア練習
 ➀まず、教科書通りの練習。
 ➁教科書通りの練習のあと、返答が「そうですね。たいてい~ています。」の形
 ③自分のことバージョンで練習する。先に、Tの返答例を示す。

~し、~し、それに~(並列描写)

「~し、~し」は話し手の「さらに、その上」という添加、累加の気持ちを表す。

 すごい人、すばらしい場所、すばらしい物などを取り上げ、いかにすごいか/すばらしいかを並べる。

導入1
田中さんは親切だ、ハンサムだ、それに、背高いです。
T:この人は田中さんです。田中さんはどうですか。
S1:親切です。
S2:ハンサムです。
S3:背が高いです。
T:田中さんは親切だし、ハンサムだし、それに、背も高いです。
 ~しの前は「普通形」です。な形容詞、名詞の時、「だ」を忘れないでください。
 また助詞「が」のかわりに累加を表す助詞「も」が使われることが多い。

(教室内に背が高い学生がいれば、その学生に立ってもらう。)

・導入2
 この店は、早い、美味しい、それに、値段も安いです。
T:わたしはこの店が大好きです。よく行きます。どうしてですか。
S1:早いです。
S2:おいしいです。
S3:安いです。
T:そうです。この店は、早いし、おいしいし、それに、値段も安いです。

・練習A-3
 「~し」の前は「普通形」ということを意識する。な形容詞、名詞の「だ」を忘れない。
 助詞「が」の代わりに、「も」になることを忘れない。
ポイント
 話し手が相手を褒めているシーンをイメージする。

・練習B-4
 人以外にも、物、場所、店、道具に使えることを意識する。

~し、~し、~(理由の列挙)

「~し、~し」は、ある結論に至った理由が複数あることを表すのにも使われる。

導入1
荷物も多い、雨も降っている、タクシーに乗ります。
T:これは何ですか。
S:タクシーです。
T:日本のタクシーは本当に高いです。わたしはタクシーにほとんど乗りません。
 この女性はタクシーに乗ります。どうしてですか。
S1:荷物が多いです。
S2:雨が降っています。
 荷物も多いし、雨も降っているし、タクシーに乗ります。
 (理由が2つ。結論、タクシーに乗ります)
 「が」が「も」に変わることも意識する。

導入2
雨も降っている、風邪もひいている、どこへも出かけません。
T:この人は今日、出かけますか。
S:出かけません。
T:どうしてですか。
S1:雨が降っています。
S2:風邪をひいています。
T:雨も降っているし、風邪もひいているし、どこへも出かけません。
 (理由2つ。結論 どこへも出かけません)

・練習A-4
 な形容詞・名詞の「だ」を忘れないように意識する。
 助詞「が」は「も」に変化する。

・練習B-5
 日常生活の出来事や状況について理由を2つ述べる。

・練習C-2
 テーマ「人気店の理由」
 Bの「・・・・。」を考える。→「それで人気があるんです。」

どうして~んですか。~し、(~し)~から。

理由を言う場合には、結論部分を言わずに「から」で終わらせることができる。

導入1
どうしてこの八百屋で買い物するんですか。
 ・・・値段も安いし、品物も多いですから。____________

T:この八百屋は、先生がいつも行く八百屋です。理由があります。
  先生に聞いてください。
S:どうしてこの八百屋で買い物するんですか。
 ・・・値段も安いし、品物も多いですから。____________。

・練習A-5
 アニメが好きな理由を述べる。

・練習B-6
 「どうして」の質問に2つの理由をあげて、述べる。

・練習C-3
 テーマ「上手な断り表現」

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